Exkumaを利用し,経験サンプリング調査・クローズドアクセスで調査を実施する予定です。調査期間に年末年始が含まれるため,その期間すべての参加者へのシグナルをOFFにしたいのですが,参加者が調査に回答し始めるタイミングが同一日ではないため,シグナルを送る日数の設定では解決できず困っています。解決・対応策についてご助言頂ければ幸いに存じます。
ご質問をありがとうございます。
「経験サンプリング調査(ESM)において継続的にシグナルを送っており,参加者それぞれの参加開始日程が異なるなかで,特定の期間のみ(年末年始のみ)すべての参加者についてシグナル送信を一斉に停止する」方法ということでよろしいでしょうか。
その場合,「回答者」のページから「回答者を削除/復元する」機能をお使いいただくことができます。
では仮に,シグナル送信時刻が9:00~21:00と設定されたESMプロジェクトにおいて,12月30日~1月3日までの期間でシグナル送信を一斉停止する場合の手順を説明いたします。
1.回答者の削除
シグナル停止前日の調査終了時刻(12月29日21:00)から,停止当日の調査開始時刻(12月30日9:00)までの間に,以下の操作を行ってください。
プロジェクトのメニューから「回答者」のページを開きます。
「すべてを選択する/すべて選択を外す」にチェック✔を入れます(下図の①)。
各回答者の削除(ゴミ箱)にチェック✔が入っているのを確認します(下図の②)。
「選択されたものを削除」ボタンを押します(下図の③)。
ゴミ箱の表示されていたところに「削除済み」と表示されます。この状態になっている回答者について,LINEシグナル送信が停止されます。
2.回答者の復元
シグナル再開前日の調査終了時刻(1月3日21:00)から,再開当日の調査開始時刻(1月4日9:00)までの間に,以下の操作を行ってください。
プロジェクトのメニューから「回答者」のページを開きます。
シグナル送信を再開したい回答者について,水色の(復元)ボタンを押します。(下図の赤枠部分)。
一括して復元はできませんので,お手数ですがひとつひとつ(復元)ボタンを押していただく必要がございます。
回答者が復元されると,「削除済み」の表示が消えて,削除前と同様にゴミ箱マークが表示されます。この状態になった回答者について,復元したタイミング以降のLINEシグナルが送信されるようになります。
注)削除から復元までの期間中に送信が予定されていたシグナルは全てスキップされます。したがって,「溜まっていた分が回答者を復元したタイミングで一度に送信される」といった現象は発生しません。
以上でお答えになりましたでしょうか。参考になりましたら嬉しく存じます。
もしお気づきの点や不明なことがございましたら,お知らせいただけますと幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。