Psychexp UPDATE「処理水準課題」
Psychexp に新しい実験テンプレート「処理水準課題」が追加されました。
Ⅰ.処理水準課題の追加
情報処理の水準(深さ)が記憶に与える影響を検証する処理水準課題を、URLリンクをWebブラウザで開くだけで実施できるのは画期的です!スマートフォンやタブレット表示にも対応しています。
処理水準課題 (levels-of-processing task)とは?
この課題は、記憶の保持(再生・再認)が「情報をどのように符号化(処理)したか」という処理の水準(物理的・音韻的・意味的など)によって変化することを検証するためのタスクです。
まず、学習フェーズでは画面に呈示される設問(「大文字ですか?」「〇〇と韻を踏んでいますか?」「〇〇の意味に当てはまりますか?」など)や対象となる単語などの刺激に対し、参加者は「はい」「いいえ」などのキー入力で回答していきます。設問の種類によって「浅い処理(見た目の特徴など)」から「深い処理(意味の処理など)」まで異なるレベルでの符号化が促されます。
その後、妨害課題(ディストラクター)などを挟んだ上でテストフェーズ(再認課題など)に移ります。学習フェーズで呈示された単語(学習語)と新しい単語を呈示し、それが学習フェーズに出てきたものかどうかを判別させることなどで再認成績を測定します。

データ分析においては、処理の水準(浅い処理 vs 深い処理)ごとに正答率を比較することで、意味的な深い処理を行なった情報ほど記憶に残りやすいという処理水準効果や記憶メカニズムを評価します。
カスタマイズ可能な要素や設定が豊富に用意されています。
呈示する設問や刺激(単語・画像など)
妨害課題(ディストラクター)の種類や設定
刺激や設問・注視点の呈示時間
応答の制限時間(反応時間枠)
フィードバックの表示設定
…その他多数
Psychexpの処理水準課題に関する詳細および設定のしかたは,こちらをご覧ください。
ひきつづき、みなさまのリクエストに応えて、より便利で使いやすいソフトウェアとしてPsychexpが成長するよう、鋭意、開発を続けてまいります。ご期待ください。
Psychexpに関するご質問やご要望がございましたら、ぜひユーザー・フォーラムにてお知らせください。



